TVやネットでめちゃくちゃ良く聞くようになった空き家問題。
これから加速します。
そんな空き家。持っていても税金はかかるし朽ちてくると補修や取り壊しなど費用と手間が……
そこで空き家バンク。
基本無料で物件情報を掲載することでき、田舎暮らしなど中心に関心がある人に見てもらうことができます。
ただ……
成約率は相当低いです。
そんな掲載するだけで買ってもらえるなら空き家になってないですしね。
それでも最近は古民家再生など投資目的の話も増えてきています。以前よりはまだマシと言えるかも。
でもでもやっぱり空き家バンクでは決まりにくい。
他に手段はないか?
といって不動産屋さんに相談しても解決策はほぼ出てきません。不動産屋さんだって買い手が付くならそうしてあげたいですが、いかんせん空き家の成約というのはかなり難しいです。
となると空き家バンクみたいな方法しかありません。情報を掲載する場所を増やすしかないです。
ただ闇雲に増やしても空き家バンクと同じです。
考えられる手段は自前で作成したWEBサイトです。
最近は個人が作成したWEBサイトはGoogle検索で見つけてもらいにくくなりましたが、ニッチな情報であればチラホラアクセスがはあります。
そこで、空き家に関して詳しい情報を掲載することで、空き家に関心がある人を呼び込むことを狙います。
注意したいのはただ単に不動産情報を載せただけにしないこと。それだと空き家バンクの掲載情報と同じです。意味がありません。
空き家と思わず、人と思って紹介文を作成してみましょう。
婚活だと年齢、職業、年収、住所、趣味とか並べられた情報だけだとピンと来ないことが多いですよね。
でも実際に会ってみて話をしたら意外といい人だったというパターンがあります。このように不動産、空き家も表向きの情報だけではミスマッチが起きるのです。
もちろん、高収入なイケメン美女に立ち向かうには不利。空き家はその点で不利です。
しかし高収入なイケメン美女と結婚するのが幸せとも限らないように、不動産もスペックだけで買うと結構後で後悔したりするもの。
本当に必要としてくれる人がどこかにいるはず……
そういう観点で、そんな人が見つけられるように情報を掲載する。
そのことで、空き家バンクだけでは結びつかなかった両者を引き合わせることができるかもしれません。
詳しい情報+購入後のイメージを手助け
この2つです。重要なのは。
あなたが子供の頃暮らしていた実家なら、子供の頃にあった家でのエピソードや、こんなことして遊んでいた、こんなものが周りにある、季節はこんな感じとかあなたにしか分からない情報があるはず。
「近くの川では毎年ホタルを捕まえに行っていた」
そんな幼少期の体験記から、不動産を探していたのではなくてホタルの研究で情報を探していた人がやってくるかも。そしてそれならこの物件で研究したいとか、全く違う角度から空き家に興味を持ってもらえる可能性があります。
もちろんかなり低い確率です。
でも空き家バンクの情報だけでは実現しないのも確かです。
空き家バンクに加えて空き家の購入者、または借主を探したいなら、立地や物件状態以外で情報を探している人を呼び込むWEBサイト作成が最も空き家処分の可能性を上げてくれるでしょう。